Fool on the planet - ワーママきゃっぷの徒然

アラフォーワーママきゃっぷが子育て以外のことを語るブログ

人は一人では生きられないらしい。

いきなり壮大なタイトルになってしまいましたが、帰省する度に、両親の介護をしている弟を見て、思うことがいろいろあります。

現在父は83才、母は76才。二人とも日常生活に完全なサポートが必要というわけではなく、父は家の中なら杖で歩けるし、自分でトイレも行ける。母も腰が曲がってしまったけど、普通に生活はできる。簡単なものならご飯も作るし。

なので、弟は介護と言っても、父の着替えを手伝ったり(足が思うように動かないので着替えは大変みたい)、家にいるときはご飯を作ったり、力のいる家事をしたり、出かけるのに車を出して手伝ったりという程度です。

けど、日々弟の手を煩わせているのは確かだし、弟は勤め先の部署が東京移転することになってしまい、こういう親を置いてはいけないので、転職を余儀なくされることになったというのもあり。

そういうのを見ていて、自分の老後は、家で暮らす限りは自活したいと思っていて、流行りのAI家電駆使すればなんとかなるんじゃないかと思っていたのだけども。

日常生活は便利家電でまわるとおもうのだけど、例えばシーツを洗うとか、季節の変わり目に毛布や布団を入れ換えるとか、そういったハードな家事がどうしても発生してしまう。暖かい絨毯なしじゃ冬は寒いし、敷きっぱじゃ夏は暑すぎる。お風呂掃除やトイレ掃除も時々はしなきゃいけないし、床掃除はルンバでいいとしても、洗面台やらキッチンやら玄関やら、すんでいれば汚れるし、頻度は今ほど高くなくてよくても、全くしないというわけにはいかない。

年老いて、どれくらい、どういうふうに体が動かなくなるのかはわからないけど、結局こういうハード系家事はなくせないし、子どもなり外注なり、誰かしらの手を借りなければならないんじゃないか、と思った。

こうやって考えていくと、元気な20代の一人暮らしだって、昨今流行りのワンオペ育児だって、結局「健康であること」が前提となっている話で、病気になってしまったら一人暮らしだってそのまま行き倒れる可能性あるし、ワンオペ育児ならワンオペ親が病気になったら子供どうするよ?って話になるわけで。

結局やっぱり、完全無欠な健康体であるならともかく、老いも病気もする人間は他の人の手を借りなければ生きていけないようになっているのか、と思った次第。

だからワンオペ育児とか、一人が気楽なのはわかるし、仕事が大事なのもわかるんだけど、やっぱり放置したら死ぬような子供がいる間は、旦那単身赴任で、とかの完全ワンオペはいかんよ。リスクマネジメントとして。

老後の話に戻ると、年老いて一軒家に住むのは維持が大変なので住み替えたいなー、なんて思ったり。実家でも弟が草刈りしたりしてたし。

あとは少しでも長く体を動かせるようにするには今からどういう運動とかしたらいいんだろう。何鍛えたらいいのかな。調べてもお金の話ばかりでそういうのあんまりないんだよな。

とりあえずぼちぼち筋トレしようかな。