Fool on the planet - ワーママきゃっぷの徒然

アラフォーワーママきゃっぷが子育て以外のことを語るブログ

「勝間式 超ロジカル家事」読了。

勝間和代さんの超ロジカル家事を読みました。

ここ最近、いかに家事を効率よくまわすか、ということについていろいろと考えており、そんな中でたまたま勝間さんのブログを読んで、この人のオタクっぷりというか、こだわりっぷりが、少し似ていると思って妙に親近感を得て。そんな人が書いているのだから、結構私に向いているかも、と思って読んでみました。

勝間さんが自動調理家電を駆使しているというのは、諸々のインタビューとかで以前から知っていたのだけど、単に「自動だから良い」という点だけでない、勝間さんこだわりのおすすめ理由が満載でした。

最初のほうで、勝間さんがマッキンゼー勤務時代に叩き込まれたという、フレームワーク思考というのが出てきます。収納を例に取ると、「この物をどう片付かるか」ではなく「収納スペースはこれだけ、そこに何を入れるか」と言う風に考えていく、とのこと。料理に関して言えば勝間さんはまず「炭水化物、たんぱく質、ビタミンを食事で取ること」を考え、さらには「(多少の手間が残っても)美味しいものを食べたい」という条件のもとに、何ができるかを考え始めたそうです。

その結果が自動調理家電、特にヘルシオ、ホットクックの駆使につながるそうですが、この条件付けについてはそれぞれで異なってくると思う。勝間さんも圧倒的に自動調理家電がオススメで、高額だけど時短になった時間を他のことに使えると考えれば十分投資に見合う、としていますが、そうは言っても難しい、と言う場合はまずは炊飯器とかで代用してみましょう、と言っています。自動調理家電のこと以外にも、調理の仕方や買い物の仕方などのについて触れられています。特に料理については「醤油おおさじ1」「塩少々」などというあいまいな表現ではなくて、最終的に美味しくできる塩分量を知り、調味料の塩分量を知り、その塩分量に合わせて調味料を入れればいい、というような目からうろこの話もありました。がしかし、測るの面倒だな(苦笑)。

また、料理に一番多くページが割かれていますが、掃除や洗濯についても書かれています。掃除については、汚部屋からいかに断捨離したかを別の本で出しているので、そちらの本に触れる詳細なことは書きたくなかったんだろーなー、という内容量でしたが、まあわかります。

洗濯については、ハンガーで干してそのままクローゼットへ、小物は平置き洗濯ネットの上に撒くだけ、だそう。なんで洗濯乾燥機を使わないのかな?と思いつつ、たぶんこれは勝間さんが「たたんでしまう」のを苦にするタイプだからではないかと推測。私の場合、たたんでしまうのはむしろ好きだけど干すのが苦痛、なので乾燥機を導入したわけなんだけども。なんだけど、この本から1年後の勝間さんのブログを見たら、乾燥機導入してさらに簡単になったらしい。

全体を通して読んで思うのは、これは少人数家族向けのノウハウだな、と。確か娘さんの一人と二人暮らしだそうで、ご飯も洗濯物も二人暮らしなら、しかも女の子ならそれほど量はないので、このノウハウで行けそうだけど、子供がいる家族4人、とかだと一度にたくさんご飯できる?選択できる?となってくるので、ちょっと難しいかも。

ただ、実家の母を見ていて、最近老後の家事の仕方についてもよく考えるので、これはむしろ子育て世代よりだんだん体が動かなくなってきたシニア世代がいかに家事をまわすか、という点においてすごく参考になると思う。これが駆使できれば、子供に世話になる機会が減らせて気ままな一人二人暮らしもできるんじゃないかな、と。

がしかし、実家の母にはロジカル家電は勧めません。もうね、リフォームした際に浴室24時間換気が導入されたんですが、切ってたからね。電気代がもったいない、って。そういう人なので、どうせ勧めても便利機能は使わないだろうと思うのでな。年を取ると生活の仕方を変えるのはなかなか難しいみたい。

ところで昨日行った、めったに行かないスーパーの中の電気屋で、ホットクックが在庫処分で3万切ってたんだけど、決断できずに帰ってきたんだけど、やっぱ買ったほうがいいような気がしてきた・・・。水曜日にたっくんの通院で休むので、その時に買いに行こうかな・・・悩ましい。