Fool on the planet - ワーママきゃっぷの徒然

アラフォーワーママきゃっぷが子育て以外のことを語るブログ

シャイな子から見る挨拶とは

先日帰省したときに、長年我が家がお世話になっている近所におじさんがいるんですが、そのおじさんがやって来た瞬間、ちーちゃんが固まってしまいまして。安定の人見知り発動です(苦笑)。

昔の人なので挨拶しない、黙っているちーちゃんに「おはよう、おはよう?」と迫るもしょうがないので「人見知りでねー」答えたのだけど、若干おじさんから「お前がちゃんと叱って挨拶させないとダメだろ」的なオーラを出されたような(苦笑)。

しかし叱ったところで人見知りが挨拶できるようになるのか?というとそうでもないらしい。けど、やっぱりこういうところは厳しくしつけた方がいいのか?とも思ったり。

とりあえず、挨拶についての現状をまず考えてみたんですよ。

  • 「おはよう」は聞いたことがない
  • 「バイバイ」は元気に言える
  • 「ただいま」も割と言っている
  • 英語教室で「Hello!」というのは調子がいいと言っている
  • 今年の年始、「明けましておめでとう」と目を見て言ったらまさかの泣かれた(苦笑)。
以上を踏まえてよくよく考えてみたら、なんとなく見えてきました。

一つ言えるのは、「バイバイ」や「ただいま」など、行動が伴っている挨拶はわかりやすいということ。わかりやすい、というのは、「言う場面」が多分明確なんじゃないかと思います。「バイバイ」はどちらかがおうちに帰るとき。「ただいま」は外から帰ってきて玄関開けたら言う。いただきますや、ごちそうさま、もそうですね。ご飯の開始と終了でわかりやすい。おやすみ、もうそうだ。

かたや、「おはよう」って決まった行動が伴ってないと思うのですよ。朝起きたらおはよう、それだけならわかるけど、出かけるときにおばあちゃんに会ったり、保育園の先生もおはようって言う。でもその辺歩いている人は言わない。さらに「おはよう」の後になにか決まった行動があるわけでもなく、決まった会話が続くわけでもない。いつ言えばいいかわからないし、なんのために言ってるのかもわからないんじゃないかな、と。

さらに「おはよう」を言うシーンって本人が違うことでいっぱいいっぱいなことが多い。朝起きたときは半分以上寝ぼけてるし、おばあちゃんや保育園に行ったときは、嬉しくてすぐに話したいこととか言っちゃう。

朝の挨拶については幼稚園や小学校で、みんなで挨拶しているうちに言えるようになった、という話が多かったのですが、挨拶の意味がそうやってだんだんわかってくるようになるのがひとつあるんじゃないかな、と思います。もちろん慣れもあると思いますが。

ちなみに英語教室で「Hello!」と言えるのは英語教室=Helloになってるからだと思います。あと、言うと褒められる、というのがはっきりわかっているから、いえるんじゃないかと。

そしてもうひとつ。人見知りX挨拶。

よそ様に会ったときこんにちは、くらい言ってほしいわけですが、これがまたね、上記の近所のおじさんもそうなんですが、結構子供と会ったときに、子供の目線で、顔を近づけて話をする人多いじゃないですか。たぶん、あれがシャイな子にとっては怖いんじゃないかと。特に男の人。体も大きいし、声も大きかったりすることがおおいし、黙ってたら余計に「おはよう?うん?どうしたん?元気ないんか?」と近づいてくるので、ちーちゃんみたいなタイプは泣いてしまう(苦笑)。私の年始のあけおめ事件もそんな感じ。

という以上の結論を踏まえて、朝の挨拶については、親からは毎日さらっと自然に言うようにして無理強いしない、できるだけ楽しく挨拶する、挨拶できたら褒める。人見知りについては怖いものは仕方ないので、成長を待つ感じかなあ。焦らない焦らない。