Fool on the planet - ワーママきゃっぷの徒然

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「受験は母親が9割」感想その2

「受験は母親が9割」の感想その2。

この本には中学受験、大学受験で佐藤家が実践した方法がいくつか載っているんですが、「私もそれやった!」というのがいくつかあって。それがキッチンタイマーと、作戦を練ること。

大受験なんてだいそれたことはしていないけれど、センター試験の数学対策にキッチンタイマー使ったんだよな。当時のセンターの数学も時間が足りない量で、最初普通にやったら全然時間内に終わらなかったので、大問1問につき15分とか20分とかに区切って、問題集やるようにしたら、問題集2周したころには時間内に終わるようになった。なんというか、受験って職人技と言うか、ピアノとかスポーツみたいに「練習」である程度結果が出るものなんだ、と思ったな。おかげでセンター数学はかなり良い点が取れ、そのおかげで受験するつもりのなかった関東の大学にセンターだけで合格できたっけ。

あと、作戦を練ること。作戦を練るというか、私の受験した大学はセンターと二次試験の比率が1:1だったのだけど、私は二次試験の国語が苦手だったので、センター逃げ切りを計画。センター1か月前はセンター試験だけの勉強に切り替え、ひたすら問題やったらセンターの点がかなり良かったっけ。ま、結果的に志望大学に合格したけど、今思えば1:1の比率でセンター逃げ切りとか考えるなよ、って思いますが(苦笑)。

この本の作者さん、テレビで「高校生に恋愛は不要」みたいな発言をして批判が多いようです。勉強ばかりさせて、とか何でも親がやってたら何にもできない子になる手伝いくらいは自分でさせるべき、とか。

ぶっちゃけ、家事とかね、手伝いレベルのこと子どもがやったところで、家事ができるようになるわけないんだよ。旦那を見て思うぞ(笑)。そりゃまあ、夕食づくりを完全に任せられるくらい仕込むなら話は別だけども、たいていお皿拭くとかちょっと掃除とか、そんなもんでしょう?勉強やスポーツを通してPDCA学んだ子は、一人暮らしすりゃ否応なしに家事とか覚えるから。本とかネットとか見て自分でやって、失敗したら修正してもっかいやって、その繰り返しができる子なら、家事だってすぐできるようになるさ。

あと、恋愛については特に男子には不要だと思う。理由は「東京大学物語」が教えてくれてるぞ(笑)。男子はね、煩悩がね(苦笑)。

この本は上3人の男の子の受験後に書かれたものだけど、末っ子長女ちゃんも去年東大理3に合格したそうです。末っ子長女ちゃんのプレッシャーたるや、と思いますが、そういうこともあって、なぜ末っ子の受験が終わってから本を出さなかったのか、という批判もあるよう。私も最初は長女ちゃをは東大に行かせる気がなかったんじゃないか、と思ったけど、たぶん、佐藤ママは絶対合格させる自信があったんだろうな。プレッシャーとの付き合い方も三男くんで経験済みだったし。三男君から長女ちゃんまで少し期間が空くので、まとめておきたかったのかもしれない。

佐藤ママの子育て本、受験関係の本が多いのだけど、子育て本ももう少し読んでみたいなあと思いました。