Fool on the planet - ワーママきゃっぷの徒然

アラフォーワーママきゃっぷが子育て以外のことを語るブログ

「受験は母親が9割」感想その1

ふと思い出して、ちょっと気になったので読んでみました。かの有名な、4人のお子さんを東大理3に入れたという、佐藤ママの本。

受験は母親が9割

結構批判的な人も多いようですが、いやー、面白かったし、すごく参考になることが多かったです。

内容はもちろん中学受験や東大受験のエピソードもあるんですが、どちらかというと、佐藤ママの子育ての工夫とかがいろいろ載っていてそれが参考になった。だってね、男男男女の兄弟で、しかも上2人が年子、男3人が4学年の間に詰まってるとかね、想像しただけで恐ろしい。おもちゃ出すのにおもちゃ箱全部ひっくり返して行くような人種だからね、男の子って。それが3人とか、ガクブルものです。

以下参考になったこと箇条書き。

・ご飯もおやつもおもちゃもみんな平等に、同じものを4つずつ。

・勉強机はリビングに、テレビは快適ではない部屋に

・成績が良いときの「良かったね」と悪かったときの「残念だったね」はできるだけ同じテンションで

ひとつずつ、思ったことを書いていきます。

ご飯もおやつもおもちゃもみんな平等に、同じものを4つずつ。

息子さんたちが要所要所でコメントを残しているんですが、そのコメントを読んでも仲が良いことがすごくうかがえます。実際「あまり兄弟喧嘩をしなかった」と長男くんがコメントしていました。その秘訣が、この「平等」であると。

おやつやご飯は体格や食欲が違っても同じもの同じ量を4つずつ出したそうです。その後まだ食べたい人もう食べられない人、兄弟間で譲り合っていたそう。おもちゃも特に上3人の、仮面ライダーのベルトとか(笑)、3つ買ったそうです。途中DSもママの分含めて5つ買ったと言う話もありました。

そうだよなー、子どもの喧嘩なんてだいたい取った取られたから始まるよなー、3人が三者三様に「ママー!お兄ちゃんが取ったー!」とか、まだ乳児の末っ子がいる状況で言われたらそりゃもう「そんなに言うならおんなじもん買ったるわ!」と言う気持ちもわかる。正しい「金で解決」の仕方だ(笑)。

これを受けて、うちでも同じことをやってみた。実はたっくんに、ともらったベビー向けプラレールはやぶさがあるのだけど、最近ようやくこれをはむはむして遊ぶようになったたっくん。ところがせっかくはむはむしてるところを、ちーちゃんがぱっと取って、「たっくん走るよ~」とかやるわけです。「ちーちゃん、たっくん遊んでるんだから、取っちゃだめだよ」と言ったものの、ふとこの話を思い出し、「ちーちゃんもこれ欲しいの?」と聞いてみると、「うん」との答え。

そこで高いものでもないし、同じものを買ってあげたのだけど、ここで大人はやっぱり思うわけですよ、「はやぶさはあるし、ドクターイエローのほうがいいんじゃ」とか(笑)。だめだめ、同じのじゃないと、結局ちーちゃんがとっちゃう。

とはいえ、同じものを買ってもちーちゃんが2台並べて走らせてましたが(苦笑)。でもまあたっくんが遊んでるのを取ったりはしなくなった。経済的な問題もあるけど、2つ買うか全く買わないかの2択なんだろな。

・勉強机はリビングに、テレビは快適ではない部屋に

リビング学習が良いとは聞くけれど、ダイニングテーブルに勉強道具出したりしまったり、子どもに快適な高さにしたり椅子を用意したり、意外に難しくて。ちーちゃんが時々お絵かきしたいというけど、ダイニングに広げられるとご飯の準備とかできなくなってしまうので、結局床でやってもらったりしていて、リビング学習とか無理だろ、と思ってたんだけど。

なるほど、勉強机をリビングに置くのか!

私は学習机はあったほうがいいと思う派。自分の机があると嬉しくて勉強しようという気になるし、家に帰ったらとりあえず座る、と言う習慣がついていたので、自分の居場所として快適だったんだよな。

佐藤家のように大きくなってもずっとリビングに学習机を置くかはさておき、ちーちゃんが年長さんくらいになったら、リビングで勉強できるようにレイアウト変更したいな。テレビやおもちゃは階下の空き部屋に持って行って、大人と子供のプレイルームみたいな形で使おうかな。また後々書きますが、英語教材を買ってしまったので、DVDを見る環境はしばらく維持しようかと。オリンピックの頃にテレビの買い替えも検討しているので、その時にやるかなあ。

・成績が良いときの「良かったね」と悪かったときの「残念だったね」はできるだけ同じテンションで

3歳くらいまでは、大げさにほめていたけど、それ以降は割と淡々としていたと。もちろん志望校に合格したりとか盛大に祝ったそうですが、それ以外はあまり大げさに褒めないようにしたそう。「良かったね」も「残念だったね」もできるだけ同じテンションで淡々としたほうが、悪かった時に子どもがあまり傷つかないように思う、とのことでした。

確かに、褒められたい!と言う気持ちより、がっかりさせたくない!と言う気持ちのほうが私も大きかったかも、と思う。だからこれはなるほどなあ、と言う感じでした。

この本についてはもう少し、受験に関する部分の感想もあるので、次も続けます。