Fool on the planet - ワーママきゃっぷの徒然

アラフォーワーママきゃっぷが子育て以外のことを語るブログ

3男1女東大理3の母: 私は6歳までに子どもをこう育てました 感想1

野人伝に引き続き、こちらも図書館で借りてきたもの。

佐藤ママの幼児期の子育てが気になったので、読みたかったんだよね。受験系の本にはバイオリンと公文とスイミングをさせたとか、何もかも平等におもちゃも全員分、とかがさらっと書かれていたので、もう少し詳しく書いてないかなーと思って。

ご本人は「割とゆる子育てだった」と書かれているけど、いくら専業主婦とはいえ4人の子供にこれをやるって並大抵じゃできんよ、という感じだった。公文とバイオリンに4人を行かせるだけで大変だろうと。どちらも日々の練習や宿題があるわけだし。

食事はお惣菜を使わない、鰹節から出汁を取って味噌汁、おにぎりは味なし(海苔くらいは巻いたと思われ)、飲み物は水、お菓子は手作り。いやはや、今の私から考えるとすごいな、と思うけど、当時の専業主婦にはこれくらい求められたのかもしれないな。お惣菜は今と違って高いし、うちも出汁は煮干しの粉だったし。うちはおにぎりは塩くらいしてくれてたし、飲み物はお茶だったけど。でもおやつは芋とか果物だったし。お惣菜もお菓子もペットボトル飲料も今ほど安くなかったから、家族や兄弟多いと必然的にこうなっていたんじゃないかな、という気もする。

なんといっても、ポジティブなのがすごい。基本的に「だっこー」とかの要求には何をやっていても絶対答える方針だったらしく。それでも4人もいればそりゃもう大変なことわんさかあると思うのだけど、「これぞ子育ての醍醐味!」とポジティブに乗りきったとか。

基本的にこの人こういう感じなんだよね。この年齢の可愛さは今しかなくて、子育ては今しかできなくて、だから今は全力で子育てしよう、遊ぶとかほかのことは後でもできるじゃない、と。

いくつか個々のエピソードで思うことがあるので、それはまた続きは後日。

ただ思うのは、こういうママさんに育てられた息子君たちが奥さんにも同じことを求めたりしないといいのだけどね。そこまでちゃんと教育しないと!なんて。